プラスチック黄ばみの原因はたばこ・日焼け・劣化だけじゃなかった!
よくある古い家電の白は、黄ばんできます。
たばこ以外は、日焼けと、経年劣化による黄ばみだと思ってました。
プラスチック黄ばみ原因
黄ばみの原因は他にもありました。
暗所黄変と言い「フェノール系黄変」という化学変化が正体と言われている。
プラスチックの添加物の化学変化で、暗い場所で長期保存していると、製品に含まれている酸化防止剤や難燃剤に化学変化が起こり、変色が発生。
これを見てください
エアコンのリモコンと照明器具のリモコンです
見事に変色してます
ですが
左のリモコンは全体の変色ですが、右側は上側の黄ばみの方が酷い
左側はもう27〜8年になるエアコンのですから、日焼けの他に経年劣化もあるでしょう。
プラスチックの劣化による黄ばみ、素材そのものの劣化は漂白して落とせないそうです。
とりあえず、右の照明器具リモコンの黄ばみを何とかしたい
黄ばみを落としたい
漂白
過去にも記事にしました
結論は、プラスチックは、漂白剤に浸けても浮いてしまうので難しいです。
オキシドール
他の方法で、黄ばみを落とせないか調べました
カジタクのサイトを参考に
今度はオキシドールで拭いて見ることに
古いオキシドールは消毒薬としては使えませんが、掃除の効果も薄れているのか殆ど効果がありませんでした。
若干白くなっている様にも見えますが、撮影角度の問題でしょう(多分)実物はもっと黄色
分解して、漂白剤に漬ける勇気はありません。
除光液
除光液で拭く方法もありますが、溶剤なので非常に強い脱色力と溶解力があり不安。
諦めるしか無いかな?
黄ばみ防止
これまで幾度となく、黄ばみで困ったけれど
防止方法がわからなかった。
以下は、黄ばみ防止についてカジタクのサイトからの黄ばみ防止の引用です
例えば、段ボールやベニヤ板の接着剤が含む物質が、プラスチック製品に含まれる酸化防止剤に影響し、黄色に変色してしまうようなことをフェノール系黄変と呼びます。こうした暗所黄変を予防するには、製品を定期的に取り出して日光に当てるのが良いでしょう。
ただし、日焼けでも変色が起こるため、直射日光に当てて保存してはいけません。また、化学変化で変色するので、ラップなどで密閉保存するのも有効です。同様に、車用のコーティング剤を使用することで、薄い樹脂の膜を張ることも可能。とにかく化学変化を防ぐことこそ、黄ばみの防止に有効です。
まとめ
リモコンが黄ばんでしまった原因は
カジタクサイトの説明通りで
普段使わない部屋のリモコンを、プラスチックケースに入れた状態で
クローゼットにしまってました。
ケースからはみ出した、上側が特に黄ばんでることからも化学反応が起きたと思われます。
時々出して使えばこの様にはならなかった!!
レースのカーテン越し日差しが強いので、日焼けを避けようとしまった結果の黄ばみです。
黄ばみを防ぐ為には、くれぐれもプラスチック製品は仕舞い込まないようにしましょう。