理学療法士さんに毎回立ち姿をチェックされます。
私の姿勢、良すぎるそうです。
何しろ腰にチタンのプレートが入ってますから、曲がらないんですよね〜〜
姿勢が良すぎて、少し反り腰になっているために腰椎付近の神経が圧迫されて左足に麻痺や痛みが出ているようです。
ポイントは反り腰を改善すること。
毎日、教えてもらった反り腰改善体操をしています。
今回は、理学療法士さんのゴッドハンドで反り腰を和らげるとかの、調整をしてもらいました。
仰向けに寝て、おへそから左右に少し離れた両サイドを何やら押さえていました。
これまで体験したことのないお腹の奥の方を、服の上から押し込まれました。
痛いといえば痛いですが、さほどでもなく気持ちいい痛さ。
腰回りも調整してもらって少し楽になって帰宅。
体が軽い。
けれど夜になって、お尻と足の付け根あたりがなんとなく痛い。
筋肉痛のような痛さですが、嫌な痛さでもない。
理学療法士さんのゴッドハンドで効果が表れているのか、翌日までこの症状は続きました。
他にも普段しない姿勢で調整してもらうので、筋肉痛かもしれないそうです。
立つ姿勢や歩き方。
習ったことないですよね。
小学校で「きおつけ」「前ならえ」とか、行進の歩き方。
この姿勢では人間の体には負担がかかる。
ピンと腰を伸ばした姿勢は、腰椎に負担がかかります。
本当は、原始人みたいな歩き方が体に負担がかからない。
少し膝を曲げて、腰を落とし前かがみで歩く。
高齢になるとそんな歩き方の人が多いですよね。
ゴリラみたいな歩き方。
そこまでのゴリラの姿勢じゃなくても、歩き方を工夫することで、一生自分の足で歩ける。
「1回10秒 ひざ上げドリル」 に、ひざ上げで立ち方や歩き方のコツが掴めると、写真付きで載っています。
壁にぴったりくっついて膝をあげる姿勢が解説してあるのですが、全くできません。
1回たりともできません。
この本の中の文章
立つことも、歩くことも、とにかく足に注意が向きがちですが、本当に大切なのは胴体、体幹です。体幹は、体を動かすためのエンジンのようなもの。足の力だけで体を支えたり、前に運んだりするのは、モーターつきのボートを一生懸命手でオールをこいでいるような状態です。一方、体を適切な力でコントロールできれば、手足をもっと効率的に使えるようになります。エンジンとオールを適切に使って、ラクラク進めるようになるのです。
この言葉が、全てを物語っています。
体幹を鍛え、正しい姿勢で立ち、歩くことができればゴリラのような姿勢ではなく、自然なS字カーブを描いたゆるやかな猫背姿勢が保てるのです。
主婦の友社から出ています。
著者は「後藤淳一」さん、94ページしかない薄い本です。