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年賀状を出さない来ないを体験、喪中の正月

昨年は父が亡くなり、喪中ハガキで年賀状は出しませんし、ほとんど届いていません。

年賀状のない正月は、なんとなく寂しい。

 

もし年賀状仕舞いをすると、同様の気持ちになるわけですね。

 

昔の仕事関連の友達には年賀状を出し続けていますが、人数を絞ってそろそろ卒業しても良いと思い始めています。

ただ、父の兄弟姉妹には私の方から、年賀状仕舞いをする事はできません。

逆に出してもらうのも大変だと思うのですが、昔の人はキチンとしてるので子供達に代筆してもらってでも出してくれると思うのです。

そうなるとやはり私も出す方が良いので、失礼はできない。

 

そして

喪中の正月についてですが、

しめ縄も、初詣も控えて寂しい正月を過ごしました。

ところが

宗教や宗派によっては、「喪中」「忌中」に対する考え方が違うと初めて知りました。

 

通常

  • 仏教の喪中期間は1年間 忌中期間は49日
  • 仏教(浄土真宗)には、喪中期間は存在しない 忌中期間も存在しない
  • 神式の喪中期間は1年間 忌中期間は50日
  • キリスト教は、喪中期間は存在しない 忌中期間も存在しない

お恥ずかしいですが、知りませんでした。

 

我が家は、浄土真宗です

四十九日法要をしてはいけないという事ではありません。しなくても良いだそうです。

自然にお寺からは四十九日法要のお話がありますし、普通に行ってきました。

区切りとして行います。

これまでを考えると、その後はほぼ普通に生活してきました。

ただ、気持ちが暗く沈んでいる時は祝い事の気分にはなれませんが、できる範囲で普通に暮らします。

よって、喪中ハガキも必要ない事になります。

これも普通に出しました。

昔は葬儀屋さんから、喪中ハガキは何枚必要ですか?と普通に聞かれて準備。

 

年賀状も人によっては喪中なのに・・・・と思う方もいらっしゃるでしょう。

世間一般的に対外的な事は控えてきました。

 

浄土真宗の考え方が違うからなのですね。

浄土真宗は阿弥陀仏(あみだぶつ)を信仰しますが、浄土真宗の場合はほかの宗派でみられる「49日間かけて旅をする」という考え方はしません。浄土真宗では、亡くなったらすぐに阿弥陀如来によって極楽に連れていかれるため、追悼供養や喪中、忌中の考え方を必要としないのです。「南無阿弥陀仏と唱え、阿弥陀如来を信仰すれば、だれでも極楽に行ける」という考え方は、今よりも貧しい人が多かった時代、多くの人の救いとなりました。在来仏教のなかでも浄土真宗を信じる人の割合が一番多いのは、このような「手軽さ」によるものだと考える人もいます。 

このため、浄土真宗の考え方には、「服喪期間(喪中)」も「服忌期間(忌中)」も存在しません。この期間に初詣に行っても構いませんし、慶事を慎む必要もありません。また、四十九日法要などを営む必要もありません。もっともご家族の気持ちの整理の意味から、四十九日法要を行うこともあります。「しなくても良い」であって、「してはいけない」ではありません。また、「浄土真宗なので初詣には行ってもいいと言われているが、周りが明るいなかで、家族を亡くしたばかりの精神状態で行くことはつらい」ということであれば、無理にお参りする必要もありません。

年末年始のマナーを解説! 喪中に初詣はOK?

浄土真宗では

死後、阿弥陀の導きにより死者は仏となるという考えから、先祖や故人の方の霊魂は存在しないとされます。
ゆえに霊魂を慰める意味合いのお盆行事は行いません。

よって

我が家のお盆も

迎え火・送り火、精霊棚の飾りつけもしません。

新盆の提灯も霊が存在しないため、飾ることはないそうです。

ただ地域によって白提灯を飾るところもあると。

私の生家では飾ってましたし、我が家にも父が送ってくれたのであります。

浄土真宗では、迷う霊への手助けではなく、普段の仏壇飾り付けの延長線上の位置付けだそうです。

 

仏壇は、先祖や個人の霊を祀る場所ではなく、阿弥陀如来を本尊として安置する場。

阿弥陀様の教えに通じる場所。

そのため、仏壇に個人を祀るためにおく位牌はおきません。

法名軸と過去帳を飾るのですが、法名軸を用意していないので

法名をそのまま飾っています。

他の宗教の遺影や位牌にあたります。

そして

ほかの仏教宗派と異なり、仏壇にお水はお供えしません。

お水は故人の渇きをいやすためにお供えするもの。

浄土真宗では人は死後、極楽浄土に行き、渇きとは無縁と考えられているためだそうです。

 

なんとなく、知っている事と知らない事。

ネットからの情報などで、チャンポンになってましたがやった事も実物を見たこともない事は

、していません。

 

改めて知った、宗教による喪中や仏壇の飾り付けについてでした。