1足3,300円もした、5本指靴下。
外反母趾対策の靴下で、高かったのです。
補修するしか無いです。
昨年11月に購入し、まだ1年ちょっと。
夏には履かないので、実際には1年も履いていない。
親指箇所と指の付け根に当たる付近が薄くなり透けて見えるネット状に。
簡単に捨てられる値段ではありません。
修理して大切に履きたい。
確か、修理の方法として
ダーニングという手法があったはず。
早速ググりました。
ダーニングマッシュルームというカケハギ用の用具で、美しく補修するものです。
コントラストになるような糸を使って、あえてステッチを強調し、違ったイメージに生まれ変わります。
補修したというより、より素敵になる。
やり方を覚えれば、今後何かと役立ちそうです。
是非、やりたい。
動画を見ると出来そう、とりあえず1冊テキストを買おう。
しかし、私が今回お直ししたいのは、伸縮性のある小さな靴下の指と付け根付近。
一般的なダーニングマッシュルームは入りません。
手袋や、5本指靴下の指の補修には使えません。
何か使えそうなものはないかと、家中を探しますが適当なサイズのものが見つかりません。
ダーニングスティックという細い専用の用具がありました。
また靴下の補修に使えそうな、ダーニングマウスと両方が付いているテキストを見つけました。
手芸テキストとしては高いです。
ダーニングマッシュルームだけ購入しても高いので、二つの用具が付いていているのは、お買い得かも?
靴下1足のお値段より安いのが、嬉しい。
歳を重ねるこれからの趣味は、場所をとらずチマチマできる事が嬉しい。
そして、何より捨てるのが苦手な私。
大切に使うせいか、何でも長持ちします。
流石にヨレヨレになったものは捨てますが、そこまでに至る物も少ない。
お気に入りに限って、力が加わる箇所が薄くなったり、毛玉取り器で引っ掛けてしまったり。
あっ、でも穴があくより、落とせないシミは結構あります。
シミ隠しにも使える手法です。
それらに新しい命が吹き込まれて、新たな気持ちで使えるなんて嬉しい。
こんなに嬉しい、楽しい手芸があるなんて知らなかった。
これからの人生、節約と楽しみの両方を叶えられるなんて最高。
(画像はAmazonより)
上手くできるようになったら、色んなものにトライし違うイメージにしてみたいと想像は膨らみます。