掃除、久しぶりに重箱の隅をつつくような丁寧掃除。
何しろもう築30年以上の家。
触ると、いろんな箇所が壊れます。補修しながらです。
掃除も、こだわると迷路のるつぼに入り込みます。
全体に汚かったのが、一箇所綺麗になると他が気になり、終わる事なく続きます。
毎日少しづつですので、最初にやったところはもう汚れてきてますが、手が回りません。
若い頃にやっていた事が、今はもう無理。
情けないです。
毎日埃にまみれて掃除しているので、朝から薄汚い服装です。
歳とって、薄汚い服を着てるとますます老けて見えますが、こっちが現実の私。
外出時は化粧と服で化けの皮を被っているので、偽物です。
あと少し、偽物を装おうと思います。
せめて外出時は。
偽物を装おうのは、昔は自宅の敷地を出る時。
今は1マイル以上の外出は、偽物の私。
普段は動きやすい服装。膝をついてしゃがみ土が付いて汚れても、ハイターが飛んでも気にならない服装。すっぴんか、日焼け止めと眉を描く程度。
1マイル以上の外出は、メイク以外にも髪もそのままではつむじが薄く見えるので、洗面所で濡らして、ふんわり仕上げます。
ただでさえ動作が鈍くなってるのに、誤魔化しが必要な箇所は増える一方。
残り少ない人生なのに、取り繕うのにかける時間は増える一方。
あ〜〜!だから、レディース〇〇があるのね。
CMでもつけると楽よ〜〜とか、やってます。
友達も買ったと言ってました。
この前会った時、付けてると言ってた。
言われる前に気づいていたけど、こちらからは何も言わなかった。
彼女から「実はね、付けてるんだ!」と。
自然で良いね。と言ったけれど、正直に言うとそうでもない。
価格も手頃なものだそうだけれど。
入院中に隣のベッドのおば様も、退院時に突然髪がふんわり。
かなり高価なものだそうだけれど、やっぱり不自然に思えました。
外出は通院がメインだから、髪も服もおしゃれをするとか。
気持ちは良くわかります。
外出時に髪を濡らしてセットするより、トップにのせるだけで完了する方が楽ですよね。
私もそのうち必要になるのかも?
衰えた箇所、失った機能にはカバーするものが必要。
家も体も同じ。
もしくは、我慢。諦める。
これしかありませんね。
そうそう、理学療法士さんも言ってました。
「初めてきた人には言えないけれど、痛みが0になり元には戻らない。」
と。
そりゃあそうですよね。
人間の体は、サイボーグみたいに取り替えられないし、関節や筋など衰えによるものや、病気の原因があるものは、痛み0にはならない。