最近は男性看護師も多くなりました。 しかしまだまだ女性の方が多いですが、普通に男性看護師も見受けられる時代。
若い方は、異性介助に抵抗ないのでしょうか? 入院病棟で、点滴などの医療行為や身体介助。 どこまでなら、抵抗無く受けられますか?
私は病室を、何度か変わりましたが、私以外の患者3人は80歳以上の部屋では、3人とも普通に男性看護師によるオムツ交換を受けておられました。 3人とも、ボケてはいらっしゃいません。 足の骨折で、自由に動けず日中は、トイレに行きたいと看護師を呼ばれてました。 間に合わない時の念のためのオムツ? そして夜は夜用の厚めタイプに変更。
夕食後は、「入れ歯は?どこ?」「洗った?」 と念入りにチェックを受けて、人によって7時頃には、おやすみなさーい。 私も 「入れ歯は?」「あっ、無いね!」
ある日、座薬を入れてもらう時、男性看護師が行おうとしましたが、「女性の看護師さんをお願いできますか」で、少し後で女性看護師が来てくれました。
その後は何も言わなくても、「◯◯さんの仕事があるよ〜」と座薬を入れる部分のみ交代してくれました。
私は、普通に異性介助の受け入れは難しいです。
次に別の部屋に代わった時、60代後半の女性もやはり無理だと言われました。 その方シャワー許可が出ていない為、身体を拭くのも女性看護師にされるのは恥ずかしいから、自分で拭いていると。
やはり、自分でできるからですね。
自分でできない私は、緊急性の無いことばかりでしたので、女性看護師が行ってくれました。
これが、もし緊急性があったら、そんなこと言ってられません。
別の日のことですが局所麻酔で手術を受けた方、慌てた様子。 「えっ、えっ、どうしよう、どうしよう!!」と消灯時間以降にナースコール。
夜勤の時間帯は、どの病院も看護師が少ないと思います。 そんな時に、手術後ですし看護師も気をつけている状況下のナースコール、駆けつけたのは男性看護師。 うつらうつらと消えてゆく意識(眠剤を服用)の中、話し声と気配で状況が想像できました。
どうやら、自分の意思に反してトイレが間に合わなかったらしいです。
手術後で、動く時は看護師を呼んでねと言われ、1人では動けない状況。
男性看護師を拒否する余裕もなく、車椅子用トイレに行き手伝ってもらっていたようです。
多分私も同じ状況なら拒否せず、助けてもらうと思います。
異性介助を拒否できるのは、まだ状況に余裕がある時でしょうか?
そして、普通に男性看護師もいる環境で育った世代の子供達は、当然のように受け入れできるかもしれませんね。
とは言え、まだ外来では男性看護師を見かけるのは少ないです。
しかし普通に男性看護師、介助師も多くなり施設などでも活躍されていると思います。
拒否していたら、介助を受けられませんね。
少しづつ考え方を変える時期が、来るかもしれません。 まだ実感として受け入れられませんが。