昨年の6月、腰の手術が落ち着き、やっと行けた歯の定期検診から歯科医通いが続いている私。
今回の歯科医で4人目。
歯はこの1年間色々なトラブルがあり、現在までのおおよその経過と、初めて歯科医にも専門が色々ある事を知りました。
長文ですが良かったら読んでください。
今一番の問題は、昨年12月から調子の悪い歯。
それも根っこの治療が終わり、かぶせる時(12月)から違和感を覚え医師の器具が当たると痛い。
訴えましたが、神経がない歯だから他の歯では?もしくは昔入れたインプラントの歯では?と。
その頃行った、別の口腔外科で腫瘍切除でお世話になった医師も、レントゲンを見る限り異常はない。
現在治療中のインプラントの病院医師もレントゲンを見る限り異常はないと言われ続けて、もう半年我慢しています。
結局全ての病院は、地元のいつもお世話になっている医師の紹介で行っているから、迂闊に手も口も出せない。
根っこの治療をした病院では、レントゲンを見る限りなんて言い方では無くて、異常ありません。
仮にかぶせを外して治療をやり直すなら、また自分の歯を削る訳だし、リスクがあると言われて・・・・・。
それ以上何も言えない。
噛まなければ、痛くない。(噛み合わせの下の歯は抜歯し、インプラント前の人工骨埋め込みまで)
自覚症状は
- 噛んだ時の痛み
- 強い違和感
- 圧痛
つまり現在、問題の歯には噛み合わせる歯は無いので、何もしなければ痛くはありません。
たまたま大きな口を開けてホームベーカリーで焼いた食パンの端っこを噛む時当たったり、口の中でごまが当たっても痛い。
こんな状態ですが、かぶせを入れた日にもらった、保証書。
1年間は保証が効くそうです、一体どんな時の保証なの?
地元の歯科医、最後にした予約はキャンセルして行ってません。
かぶせた歯の痛み以外にも、最後に担当した歯科衛生士さんに最悪のイメージを持ち、もう行きたくありません。
歯の掃除の時、狭い隙間にも同じ太さの糸ようじを無理やり入れようとされ。
痛いと言っても、力づくで無理矢理押し込んで。
結局最後まで、細いのに変える事なく同じ太さの糸ようじ。
この日は次の予約を入れて帰りましたが、その後電話でキャンセル。
近くに歯医者は必要ですが、もうここへは行きたくありません。
恐らく、しばらく(ずっと?)は行かないと思います。
保証があっても、不信感を抱いた歯科医院へは行きたくない。
そして、問題の歯はインプラント治療中の病院医師にも伝えていて、歯周病専門医の所に行こうと思っている事とインプラント治療に問題がないかを聞き、自分で探した歯周病専門医へ。
普通の歯科医では歯周病でも単なる掃除しかできないので、歯周病は治らない。
歯を失う原因は歯周病だと思っていたので、探し当てた歯周病再生治療を行っている病院へ。
歯周病では無かった。
そして、レントゲンを見た医師。
このレントゲンでは地元治療病院以外の二人の医師が問題ないと言うのも理解できると。
そして、私の痛みの原因は歯周病では無く、根っこに問題があると。
根っこの治療専門医に行く方が良い。
自分が信頼する医師を紹介しますという話に。
これまでの経過を伝えると、レントゲンとCTを取り、かぶせを外して中を見ることでおおよその様子がわかるので、自分が治療できない場合には、根っこの治療専門医を紹介となりました。
根っこの治療は、根管治療と言うそうです。
根管治療専門医、私は今回初めて聞く言葉。
根管治療専門医は、日本歯内療法学会のサイトで見る事ができます。
説明によると
歯内療法とは
「シナイリョウホウ」と聞くと、ちょっと分かりにくいでしょうが、「歯内療法」という字をみていただくと、 想像していただけるでしょう。歯内療法とは文字通り、「歯の内部の治療」のことをいいます。ですから本来の 広い意味の定義では、むし歯(う蝕)の治療をして、セメントなどをつめることも含まれます。しかし、通常は、 歯の根の中の管(これを根管といいます)に関した治療を、歯内療法と呼んでいます。 歯は、人体の中で一番硬い組織ですが、その中には、俗にシンケイと呼ばれている歯髄という軟らかい組織が あって、根の先のほうの小さな孔で、あごの骨の中の神経や血管とつながっています。この歯髄が、むし歯(う蝕 )や外傷で、細菌の感染を受けたような場合には、歯がひどく痛んだり、歯肉が腫れたりします。このような時に、 もし、その歯を救い、さらに長い間機能させたいと思うならば、歯髄の一部や全部を除去して歯を残すような治療 をしなければなりません。そこで、歯内療法が行われるのです。 一般には、歯の神経の治療と言われ、歯を支える土台としての根(根管)の処置なので、根管治療(コンカンチリョウ)という治療法を行います。 歯を保存したいという気持ちと、そのための良い方法を探究し続ける努力から生まれたこの『歯内療法(根管治療)』により、 みなさんの歯を更に長生きさせることができます。
(日本歯内療法学会より)
根管治療はビルの基礎工事。
歯の基礎ですもんね。
これがキチンとできていないと、またやり直すこともあるそうで、マイクロスコープを使った根管治療は自由診療。
他にも自分で調べると、根管治療、自費診療しかやっていない歯医者もありました。
保険診療のみで、最良の治療を行なおうとするのは無理なのかもしれません。
インプラントは自由診療なのは承知していましたが、根管治療も自由診療。
歯周病の組織再生治療は、保険が使える治療とそうでない治療があるようです。
それがどんな治療なのか、今の私にはわからないので書く事ができません。
今回一番ショックを受けたのは、歯を失う原因は神経を抜いたり、根っこの治療にあると言う事。
今回、歯周病専門の医師も使ったのですが、「ラバーダム」。
私は初めて聞いた言葉です。
ラバーダムとは、主に治療中に根管内に細菌が進入するのを防ぐために非常に重要
つまり治療する歯の周りにダムを作り、細菌が入らないようにして治療する。
しかし地元の病院では根っこの治療をする時に、ラバーダムを使っていないと思うのですよね。
ラバーダムでぐぐると、いくつかヒットします。
神経を抜く時には、ラバーダム。
最初に神経を抜いた先生でその歯の寿命は決まるとも、書いてありました。
病院によっては、保険治療でもすべて根っこの治療は、マイクロスコープ・ラバーダムを使用。
今回、根っこの治療がちゃんとできていなかったか、神経が一部残っているかも知れません。
だって、今回の治療途中から痛くて。神経がないはずの歯なのに。
12月に神経を抜いて、根っこの治療した歯。
やり直し、治るかどうかも不明。
痛みがあるから、治る可能性あるかも?と言われ。
根管治療専門医に行って治療するとなると、1本10万円から15万円と教えてもらいました。
その下にインプラントを入れるのですが、痛くて噛めない歯ならインプラントを入れる意味がありません。
何とか噛める歯にしたい。
全てダメで、インプラントを入れるより安いから自費診療でも治療したい。
こんな経緯で、今後はどうなるか不明ですが、とりあえず歯周病専門医の病院で根っこの治療やり直し。
遠くても、根管治療専門医に行こうと思ってるけど、とりあえず今回の医師がやってくださるそうです。
それがどんな結果になるか不明・・・・
キチンと説明してくれたので、信頼できると思いました。
今回このブログを読んでくださった方に伝えたいのは、歯の治療には様々な専門医がいると言う事。
歯周病専門医は、認定医・専門医・指導医とありました。
たくさんの症例をこなしておられる医師なら、資格にこだわらなくても良いかも知れませんが、自分で探していく場合、詳しいネット情報が無かったら、結局は資格を頼りにするしかありません。
新しい病院で設備ばかり紹介されるより、実際の治療における様々な症例が書いてあるサイトは参考になりました。
自由診療なので、お金もかかり気軽に勧められるものではありませんが、神経を抜いたり根っこの治療の前に、自分に知識があれば、医師に質問もできます。
何も知らないから、「神経を抜きます」と言われて
「ハイ、分かりました」と何本の神経を抜いてきたことか。
場合によっては、専門医に診てもらいたいと伝えても良いと思うのです。
その結果、そこで治療するかどうかは別かも知れませんけどね。
検査だけでも、それなりの金額がかかる病院もあるようです。
神経を抜いたり、根っこの治療の前に是非知っていただきたい。
何本もの神経を抜き、65歳で急に何本もの歯にトラブルが出てきて、後悔してるから。
同じレントゲンを見ても、問題ないと言う医師。
先のトラブルが予測できる医師。
全く違います。
定期的に歯のクリーニングに通い、とても綺麗に手入れし問題ないと言われて来たのが、昨年6月から突然トラブル続きの歯が3本。
1本は昨年8月に抜き、インプラント途中。
2本目は昔の根っこの治療のやり直しとかぶせ。
3本目は、神経を抜き初めての根っこの治療とかぶせ。
この3本目が今回の問題の歯。
2本目も昨年やり直しているけど、新しい病院で昔の治療ですか?と言われるほど。
怪しい歯が、あと2本あるとか?
そのうちの1本は、2本目の治療の歯。
何の為の数ヶ月の治療と、治療費だったのか (-"-;)
やはり、もう今までの地元の病院は無理!!