曇り空から青空に!

老いて身体が多少不自由でも、楽しまなくちゃ人生は一度きり。最後は笑顔でありがとうと終われるように

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60歳の手習い(水泳)チャレンジ3

市主催の水泳教室は、 週1回で90分が5回でした。

女性の先生がが二人で指導してくださいました。この時間の専用コースは貸切で2コース。

受講者は20名位だったと思いますが、30歳前後から70代とお見受けする男女まで様々、水が怖いのは私だけだったかもしれませんが、泳げないけれど水が怖くは無い人。多少泳げる人まで。

不安いっぱいのスタートでしたが、最初の1回で水慣れ、水中への顔付け、呼吸の仕方、水中を歩く事。 ふし浮き、ビート板を使用してのキックの仕方までしっかり教わりました。 そう、泳げない人にとってはこの最初の一回目が大切なのです。

だって、このような基本的な事を全く教わった事が無いのですから。

仮に子供が水泳を始めた時点で一緒に聞いていても、身をもって体験しないと出来ないと思います。

一人ずつ、先生が側について補助をしてくださいますので、怖いですが要領がわかり出来るようになります。

もちろん週1の練習以外にも、自分でプールに通い復習を兼ねて練習しました。

私はと言うと、5回の練習で水への恐怖はなくなり、顔をつけてのふし浮きとビート板キックが出来る。

息継ぎを教わったのに上手くできないので、苦しくて25メートルの半分程度で立ってしまう。

一応背泳ぎも、こうやって泳ぐのですよ。と後半2度のレッスンでやりました。

背泳ぎは息継ぎがないので、簡単にマスターして泳げる人もいましたよ。

私は、まだ怖いという緊張感が多少ありましたので、体が沈み顔に水がかかり水を飲んでしまいます。 ですからこれもやはり泳げません。

もちろん水中に潜れますが、思っていない姿勢やハプニングが起こると慌てて、溺れそうになります。 まだ完全には恐怖心が無くなっていない状態で教室が終了してしまいました。

頭では理解しているけれど、体がついていかない。出来ないのです。

水着になる事やノーメイクで人に会う事などは最初の一回でハードルは無くなります。

最近では、そのままプール帰りに近所のスパーに買い物に行けちゃいます。 あれだけ悩んでいたのは何だったのか? 自分でも不思議です。

もちろん最初の頃は、昔の娘の先生たちから声がかかるのも恥ずかしくて消えてしまいたいほどでしたが、ぜーーんぶ気にならなくなります。

プールに入るからには仕方の無い事。 それよりも楽しさが優先するのです。 スーパーへの買物だって、日頃はノーメイクでは行きませんが、化粧してからなんて面倒なのです。

楽ちん優先。 年齢のせいもあるかもしれませんが、全てのハードルが無くなると生きて行くのが楽になります。

眼鏡よりコンタクト派ですが、プールの日は朝から眼鏡でノーメイク!!

遠近両用コンタクト愛用者ですが、老眼が進むと度が合わなくなりますのでコンタクトの上から老眼鏡。

眼鏡なら、見えなければ外せば見えます。 ドライアイでもありますので、眼鏡が楽。

私的には、プールに行く前に背負っていた重い荷物を下ろす事ができて身軽になれたので、レッスン終了時の目標は自分で練習して泳げるようになる事でした。