認知症について考えることがありました。
娘から、高齢者の必需品をどこで買うか?
化粧品は?服は?
好みも、購入先も人それぞれ。
お姑さんが、一戸建てでの一人暮らしから施設に入所されるそうです。
やっと、受け入れ希望施設から空きが出たとの事で準備が必要。
しかし、いつ拒否されるかわかりません。
話を聞いていても、施設に入られる方が安心だと思います。
私と違って足腰は丈夫な方。
自由に外出できなくて、逆に体力が落ちないか心配です。
今、施設では面会できないと思うので、寂しいだろうことは容易に想像できます。
施設によって、部屋の構造や暮らしぶりも異なります。
入所予定の施設では、個室にトイレもあるのでトイレットペーパーなどの消耗品も全て入居者負担で準備するそうです。
娘いわく
トイレットペーパーは、どこどこメーカーのこれ。
化粧品はあれね。
と、指示してもらえると助かる。
せめてそれができるうちに、もっと早く入所してもらえれば!!と。
希望の物を揃えてあげたいから、確かに指示してもらえると助かります。
でも、それができなくなったからの施設入所。
自分でできる間は、自宅で暮らしたい人が多い事でしょう。
私の父もそうです。
94歳までヘルパーさんに支えてもらいながら一人暮らし。
1月に倒れて、体が不自由になり4月から施設に入りました。
案外快適の様です。
施設の方の説明によると、手はかからないし、日中はほとんどデイルームで楽しそうに過ごしているそうです。
パズルがお気に入り。
確かにそういうのが好きな父です。
熱中している事でしょう。
弟から聞いたのは、「機嫌よく過ごされてますよ」と聞いていると。
洗濯物を取りに行き、ガラス越しの面会だそうです。不自由や不満もあるとは思うけど、本人から直接聞けてないから本当の事は不明と。
一方、娘のお姑さんは施設で洗濯もしてもらえる。
持ち込む衣類は乾燥機に入れられるもの。
化粧品などは、自宅のあちこちに転がっているそうです。
使い切らないうちに、次を注文する。
ネットショッピングらしきものが、溜まってるそうです。
携帯電話からフリーダイヤルにかけて、勝手に買い物できなくしたいけどできない。
物理的ではなく、気持ち的にできないそうです。
お買い物の楽しみを残してあげたい。
けれど、使い切れないほど物があるのも困るし、と。
私は一度しかお会いしたことがありませんが、すらりとスタイルの良いお話が大好きな方です。
当時、後期高齢者なんですよと言われてもピンとこないほど若々しい。
友達と買い物や食事に出かけたり、お洒落も好きそうな感じ。
それらが全部自由にできなくなると、認知症が一気に進みそうです。
私も、気付いていないだけで、何か症状があるかもしれません。
1年先の事は不明です。
もっと大切に暮らさないと勿体ないですね。