健康寿命の言葉はよく耳にするので、何となく知っていました。
しかし先日郵便局のカウンター下に貼られていた、広告を見て身近なことと感じました。
私は今年、誕生日が来ると63歳になります。 健康寿命まで、11年しかありません。
あっという間です。 運転免許更新の5年があっという間です。 それが2回で10年です。
かんぽ生命の「誰にでも起こりうる介護の準備はおすみですか?」の広告なのですが、人ごとではありません。
入院手術をし、手術後の一人暮らしは本当に大変でした。 近所の方に助けてもらいましたが、ほぼ同じくらいの年齢です。 今後誰もが同じように年をとります。 75歳を超えてもお元気な方も沢山いらっしゃいますが、そうでない方の方が多いのではないでしょうか。
私の場合は、現在も足の感覚麻痺が残り歩き難い状況です。 それでも日常的なゴミ捨てや車でスーパーへの買い物には行けます。 先日1キロ歩くのに、途中から痛い右足を庇い左足が痛くて歩くのが困難な状況になりました。 左足は翌日には治りましたが、右足は以前よりもっと悪い状況になりました。
片道1キロ強。往復したので2,5キロ位歩いたと思います。
一人分食事準備で台所に立つのは、困難ではありません。
一番痛いのは、足の裏の小指の付け根のあたりの膨らんだ部分「小指球(しょうしきゅう)」
うまく使えなくて筋肉が硬く硬直し、何かが触れると痛いです。 歩くのも当然痛い。 最初は入浴で、足を洗うのにも触れない状況でした。 右足は指先全体がピリピリしているし、歩き難い。
自分なりに朝夕にマッサージしたり、足指でタオル引き寄せをしたりと試みますが改善しません。 マッサージは、自己流で行い右小指の付け根が内出血しました。
余命5年でもいいから、健康で制限のない生活でをおくりたい、なんて思う程です。
今の足では長時間歩くことも、長時間同じ姿勢で座っているのも困難ですので、旅行なども難しいです。 思いっきり自由に、制限のない暮らしがしたい。 医療費もかさむと、将来の不安もあります。
年金生活は、健康でこそ成り立ちます。
体・懐具合の先行きを考えると、自分が、何だか惨めに思えてきます。
しかし、もっともっと重病の人のことを考えたら、自分で自分の事ができるのは幸せかも知れません。 そう考えると、少し不安が治ります。
先日歩いて以来、足の指の付け根の膨らみ全体に痛みがあります。 歩いた時のみです。 立っているのは大丈夫です。 歩くと指がそり、体重が掛かるからなのでしょう。
室内を歩いても痛く、やはり右足を庇います。
痛いときは綺麗事ばかり言えません。
理想と現実は違います。
そんなとき、パラリンピック選手のCMでしょうか? スキーの方だったと思います、事故で足を失い、転ぶと痛みが相当なものだそうです。 しかし、先輩に言われた言葉、痛みは耐えるしかない。
うーーん。
痛みは耐えるんですね。
私には、立てる足があるのですから贅沢??
郵便局でかんぽ生命の広告と同じチラシをもらってきました。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。
少々歩けないくらいは、日常生活が制限されているとは言えないのでしょうか?
わかりませんが、後期高齢者が75歳だとすると妥当ですね。