捨てる決心がつかなかった、手作りスーツ。
シャネル風スーツです。
タイトスカートは、簡単に捨てられるのですけどね。
捨てられなかった理由は、
ジャケットは袖口の始末など、何かを仕立てる時参考に見るかも?でした。
でも、もう難しい洋服は縫わない。
普段着やパジャマ、エプロンだって縫わないのに。
年々洋裁は、億劫になってます。
細かい作業が辛い。
娘に「パジャマを作ってあげる」と言いながら、作っていません。
つくる作る詐欺です。
娘は神経の病気で、下半身麻痺の為全く立つことができず、車椅子生活。
したがって、車椅子からトイレやベッドなどへの移動は、すべて上半身の力でお尻をすりながら移動します。
移ることを、移譲(いじょう)と言います。
お尻をすりながら移るので、パンツのお尻がすぐに破れます。
パジャマの上着は綺麗だけれど、パンツに穴が開いた。そんなことがしょっ中です。
その為、パジャマかルームウェアにぴったりの布地があるので、作ろうと思っています。
今後何かを作るとしても、普段着かルームウェア程度。
スーツの仕立てを参考に見るなんてことは、無いと判断しました。
本当は、シャネル風スーツまだ1枚残ってますが、ピンクのスーツは断捨離の決心がつきました。
けれど、勿体ない精神がムクムク。
このブレード勿体ないので、外して再利用することにしました。
ふと気づいたボタンホール、上のボタンホールが綺麗でミシンで作ったかな?とよく見ると、下はバラバラ。
やっぱり私のやる事は雑です。
ボタン穴かがり用の糸で、手縫いです。
下の方に行くほど、疲れて雑になってます。
こうしてブログに記録も残せたし、未練なく外すことに。
丁寧に縫い付けているので、外すだけでも一苦労。
袖口を少しほどいて、疲れました。
この後、時間をかけて外し、ボタンとブレードは保存し、スーツはゴミ袋行き。
思い出とともに、作品も断捨離。