古いロングコート、リメイク出来るかと保管したまま数年が経過。
娘は車椅子ユーザーなので、コートも着にくい。
汚れても洗濯しやすい服装や、アームカバーをハメたりして汚れ防止をしてます。
以前、私にはデザインがちょっと若いし短くしたら着る?
と聞くと
着るかも?と返事。
切ってみました。
ポケットとボタンの位置を考慮して適当に。
ハンガーに掛けると、
うん、まあまあいけるんじゃないの!
車椅子でも邪魔にならない丈。
そう思って画像を送って、娘に確認すると。
「ロングより、可愛い」
と
「ベルトもあるけどいらないよね?」と聞くと
「着るとは言ってないよ」
おや、まぁ・・・
確かに着るか聞いたのは数年前。
気持ちが変わって当然。
じゃあ、私が散歩や冬にプールへ行くのに着ようかな?
裏にはキルティングが貼り付けてあるので、裾の始末に迷います。
中途半端なまま、保管するより最後まで仕上げなくちゃね。
しかし実は今は、
エプロンを縫ってるのです。
車椅子ユーザーの為の、エプロン。
良くあるのは、介護を受ける人が食事の食べこぼし防止エプロン。
車椅子ユーザーでも自立している人は、エプロンだって必要。
普通のエプロンは、当然ですが前と後ろはほぼ同じ長さ。
しかし、全く立てない車椅子ユーザーはお尻の下は不要。
そこで、娘からの要望で後ろはウエストラインまで。脱ぎ着が簡単に出来るエプロンが欲しいとのことで、前だけが長いエプロンを縫ってます。
ネット検索で使えそうなデザインと型紙を探し、そこから必要な丈に変更して縫ってます。
ところが、頭がこんがらがって変更ばかり。
サイドを片側だけ持ち出しを作り、ボタンで開け閉めするタイプです。
右利きさんだったら、使いやすいのは左開きボタンだよね!
で、左右の間違いが無いよう何回もイメージして裁断したのに・・・・
いざ縫い始めると、裁断した見返しは右側。つまり右側開きになってました。
「間違えた、デザイン変更してもいい?」
許可をもらったので、かぶりタイプの右開きエプロン。
後ろが短い、車椅子ユーザーの為のエプロン。
今、縫ってます。
市販のバイヤステープで、襟ぐり袖ぐりを始末する予定だったのですが。
ダウンロードした物を参考に、デザイン変更しているので、訳が分からなくなってきました。
縫う順番とかを良く考えないと、どこでどう縫えば良いのかチンプンカンプン。
結局、バイアステープはテープメーカーを使って、手作りに変更。
布が足りないので、ハギをたくさん入れないとバイアステープが作れないと、拒否してました。
ところが、うまく裁断できたので、バイアステープ分も取れました。
布さえあれば、テープメーカーを通しながら、アイロンかけるだけで簡単にバイアステープができます。
これなら、表布を包むタイプのバイアス仕上げにできます。
今日も、こんな事をやってました。