自分では節約しているつもりでも、
収入 < 使ったお金 で貯金は減る一方です。
ネットで情報収集が簡単にできる時代、ファイナンシャルプランナーの方の記事も良く目にしますが、私にとってピンと来る物がありません。
ところが、昨日ピンときた記事を見かけたので書いておきます。
ファイナンシャルプランナー「中嶋よしふみ」さんの記事です。
■なぜ貯金は難しいのか?
〇〇氏が50億円とか60億円も稼いだのにお金持ちになれなかった理由は、稼いだ額と同じくらい使ってしまったからだが、食費や家賃、光熱費でこれだけのお金を使い切ってしまったわけではないだろう。多くが「趣味的な支出」にあたると思われる。 趣味的な支出は別の言い方をすれば「無くても生きていける支出」だ。したがって普段の食事や常識の範囲の住宅、洋服、つまり衣食住はいずれも「基本的な生活費」となるが、高額な食事や高価な洋服は趣味的な支出となる。 家計の管理は企業会計のように正しい手順が確立されておらず、そのアドバイスをするFPも皆が好き勝手にアドバイスをしているという恐ろしい状況だが、自分がアドバイスをする際には「基本的な生活費」と「高額出費(趣味的な支出)」という、ざっくりと二つに分類するように伝えている。
私は50億60億とは全く別の世界ですが、「基本的な生活費」と「高額出費(趣味的な支出)」が気になりました。
そして家計管理は正しい手順が確立されていない・・・FPさんは好き勝手にアドバイスしている・・・
えぇ~~~~!!
■二つの分類とは。
基本的な生活費に該当する項目は衣食住の他、教育費、生命保険、通信費などだ。ただし、すでに書いたように贅沢な食事や洋服は基本的な生活費とは言えない。そこで1万円という一つの基準を作ると分類がスッキリする。一回1万円、あるいは1つで1万円を超えるものは全て高額出費、つまり趣味的な支出としてカウントしてしまえば良いという考え方だ。 〇〇氏のような高額な収入があった人はもう少し高めの基準でも良いかも知れないが、多くの普通の家庭にとって1万円はわかりやすく最適な水準になりうる。そして家計の収支が毎月大きくぶれる理由は、この趣味的な支出である「高額出費」が大きく増減するからだ。 食費や光熱費が少し増えた所で家計にほとんど影響なく、これらの支出を多少削っても洋服を一枚買ってしまえば節約効果は簡単に吹き飛んでしまう。ギリギリの収入で1円でも10円でも削らないと生活が破たんしてしまう、といった人でなければ重要なポイントは基本的な生活費ではなく趣味的な支出である事は間違いない。
この二つの分類がとてもわかりやすかったです。
基本的な生活費は通信費のみがまだ改善の余地ありですが、それ以外はもう充分スリムな家計になりました。 しかし、贅沢な食事や洋服は基本的な生活費とは言えない。1万円を超えるものは全て高額出費としてカウント。
私の場合、洋服など1万円を超える・・・・がピンポイントでグサッと突き刺さりました。
サイズが小さいので靴や衣類はお手頃価格ではありません。 自然に購入先はデパート等になります。 特に靴はデパートでも種類が少ないので、気に入った物を見つけた時にはまとめて購入。
こんな習慣が身についていますので、改善は難しいです。
とは言え、この頃は外出は近所のスーパーかプール、総合ショッピングセンターの生活です。
数だけは洋服も靴も十分すぎるほどありますが、久し振りに友達とランチとなると着る服がない。 スカート履きたいけど、上着がない。 靴が無い。バッグが無い。
と、こんな状況です。
つまり普段着は沢山あるけれど、着心地の良いいつも身につけるものは数点なのに捨てられない。 収納スペースからはみ出すほどなのに、断捨離は進みません。 サイズの合う物は高いから簡単に買えないので捨てられない。 でも、あり過ぎるから身につけられる物が見つからないの悪循環。
1万円以上と区切るとデパートには近づけません。 それ以前に、自分でもわかっているのでデパートは避けているのですけどね。
■収入から基本的な生活費を差し引くと「自由に使えるお金」が分かる。
家計を管理するために重要な事は以下の4つの手順だけだ。1.収入を把握する
2.基本的な生活費を把握する
3.趣味的な支出(高額出費)を把握する。
4.結果的に貯金額も把握できる。
1.把握してます。
2.もちろんしてます。(まだ改善の余地あり)
3.プールは削れない、デパートには近づけない。
4.貯金は無理だけど、おろさない為の方法はわかった。
何を削って、何を優先すべきか。これは赤の他人であるFPに相談する必要も無い。自分にとっての優先順位を考えれば良いだけ。
私には、一番わかりやすい考え方でした。
[caption id="attachment_1662" align="alignnone" width="300"] TheDigitalWay / Pixabay[/caption]
パソコン欲しいなんて言ってちゃダメですね。 欲しければ、節約して積み立て・・・・・ですけどね。 何か収入を得る手段を確保するか、もっと節約して積み立て。
急に秋が進み衣替えをしているので、来年度本当に必要なものは何か考えながら作業しています。
そうしないと、1万円以下どころか5000円、3000円だって数点ですぐに1万円ですからね。 この金額も私にとっては精査しなければいけません。