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右手の手術して来ました

1泊入院で手術して来ました。

病名は右手関節腱鞘炎(ドケルバン病)です。

行った手術は、腱鞘切開術

手術時間は30分程度で、通常は日帰りでできる手術です。

私は一人暮らしですし、手術後は車を運転して帰ることはできないと言われましたし、一人では何かと不安です。

医師から入院手術も可能と提案があったので、入院をお願いしました。

1泊でも2泊でもと言われましたが、帰りたいのが本音ですから1泊で。

麻酔は、局所麻酔か右腕全体かになるのですが、右腕全体にしました。

どちらが良いか聞いたのですが、あまり理解できずに右腕全体に・・・・。

手術は朝一で、8時半までに外来受付へ。

手術はノーメイクでと言われ、先日の荷物の準備をし、指定時間の2時間以上前のバスに乗って病院へ。

ところが、事故がありバスが全く動かなくなりかなり焦りましたが、途中で立ち寄るJR駅で電車に乗り換えて30分前には到着しました。

手術は3回目ですが、これまでの2回は全身麻酔

局所麻酔は初めてです。意識がある状態で手術。

手術で良くなる場合が多いと思いますが、手術はやはりリスクがありますので悩みました。

例えば今回の私の場合手術説明によると

  • 効果:手関節部の疼痛は軽減されます
  • 限界:腱鞘炎による疼痛は軽減されますが、手術による疼痛が出現することがあります また、手術創周囲にしびれが残る可能性があります
  • 合併症:気胸をおこすことがあります、感染症、神経血管損傷、CRPS(複合性局所疼痛症候群)等が挙げられます

以上の説明を受けて手術説明書にサイン。

その前に術前検査も受けました。

血液検査、尿検査、心電図、レントゲンでした。

手術前の提出書類

  1. 手術説明書にサイン
  2. 同意書(手術、麻酔、特殊検査、治療または処置に関する項目と、検体および病理標本に関する項目)
  3. 緊急連絡先等の記載書類(連絡先2名)
  4. 入院申込書(兼誓約書)・・・・連帯保証人1名(入院者の引受及び入院中の医療費等にについての連帯保証の責任を負います)の直筆署名と押印が必要

他にも書類が数枚ありましたが、手元にある控えはこれだけです。

これらはおおよそどこの病院でも同様の書類提出が必要かと思われます。

4の書類を書いてもらうために、娘と近場の駅で待ち合わせして書いてもらいました。

一人暮らしは、この様な書類提出が一番困りますが仕方ありません。

手術

そして、いざ手術はやはり緊張します。

当日の血圧などを測定し

上半身のみ脱いで手術着に着替え。(下半身は金属やプラスチックも付いていない服装でしたので靴下、ズボンは履いたまま)

点滴され、点滴棒を引っ張りながら歩いて手術室へ。

どうなるんだろう、痛いのでは??と不安。

消毒されたり色々されましたが、怖いので見ることができません。

脇の下に打った注射が一番痛かった。

その後は少しづつ麻酔薬を注入。

途中で血圧が高いですが、気分悪くないですか?と聞かれ、いつもと違う感覚はありましたが、苦しいほどではないと伝えました。

手術中の感覚は当然ですが、全くわかりません。

終わったんだ・・・です。

入院

その後自分で起きて車椅子に移り、病棟からの迎えで入院。

当日は夕方まで点滴でつながれてました。

着替えも手伝ってもらって、手術着から持参したパジャマに。

術後の画像。

右手は第一関節あたりまで固定されて三角巾で腕を吊るし、左手は点滴。

三角巾で吊るしているのは、右手は自分の意思で動かすことは不可能ですので、吊るさないと危ない。

着替えの時も看護師が右手は持っているから大丈夫と言われたのですが、一瞬手を離されると右手は勢いよく落ちました。

そこにある右腕は全く別の自分以外の何かが、くっついている感じ。

左手で右の指を触っても熱を持った芋虫の様な生き物がそこにいます。

不気味な感覚です。

歩けるのですが、右手は肘もどこも使えず点滴につながれた左手だけでは不自由です。

飲食は12時から、お昼ご飯は普通食で左手フォークで食べました。

右手は熱を持って腫れているので、アイスノンで冷やしていました。

麻酔は通常、術後2〜3時間で取れて感覚が戻るそうですが、一向に戻りません。

少し不安でしたが、麻酔が戻らないので痛みもなく笑っていられました。

夕食後ごろから指先がかすかに動く?気のせい??感覚が戻りそうで戻らない。

翌日退院は大丈夫??と思いましたが

焦っても騒いでも仕方ありませんので、ここは落ち着いてそのうち戻ると信じて、少し痛みが出てきたかなの感覚でしたが、痛み止めと眠剤を飲んで寝ることができました。

手術後2日目

翌朝には、指もかなり動きました。

朝の回診で、固定された包帯などを外し消毒されて身軽になりました。

まだ腫れて、少し熱があります。

まだ握る力は弱いです。

退院

しかし、かなり自由度が増したので帰ってからの不安もなくなり予定通り退院しました。

1泊入院手術で支払った金額は

国民健康保険の3割負担で、29,810円でした。

バスを使って帰宅しましたが、家の近くまでのバスでは無かったので、少し遠くのバス停で降りてからはドラッグストアに立ち寄り冷えピタを買い、タクシーで帰宅。

予定通り順調に退院してきました。