ほんの少し、本を読んで勉強しました。
読んだのは、プライム会員なら無料で読めるAmazon prime Readingのお金の増やし方の本です。
今更〜〜で、遅過ぎます。
もっと早くこの手の本を読むべきでした。
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
著者は「山崎 元」さん。
大橋弘祐さん(作家・編集者)が、山崎さんにお金の増やし方を教えてもらう様子が書いてあります。
じっくりと読みました。
わかりやすく、面白かったですよ!!
- お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかないほうがいい。
- 外貨預金は銀行のカモになる。(はい、なりました。)
外貨預金は手数料が恐ろしく高い。
手数料を別にしても難しいから外貨預金はやらないと覚えておく。
投資信託でも保険でもマンションでも、売る側が熱心に売ってくるのって、ほぼ100%自分らが儲かるから売ろうとしている。(本当にそう思います)
投資信託って、たぶん99%は検討にも値しないゴミ。残りの1%の中に買うべき投資信託が。
投資信託を買うポイント
- 運用管理費用(信託報酬)の安いものを選ぶ
- 販売手数料の安いネット証券で買う
- 毎月分配型を選ばない(税金面で損だし、運用管理手数料が高い)
- ファンドの資産規模や流動性を確認する
- 過去の成績で選ばない
この本の出版時点でですが、国内と海外の二つの投資信託を半々ずつで、買うべき投資信託は、
上場インデックスファンドTOPIX ニッセイ外国株式インデックスファンド
お金が必要になった時は、もし自分が買った金融商品の値段が購入金額より下がっていても躊躇なく売って欲しい。(大切なのは未来だけ)
年金生活者ではこれらが当てはまるかどうかはわかりませんが、うまい話ばかり書いてあるある本とは違い、もっと早く読んでいたらと思いました。
そうそう、「72の法則」と言うのがありましたよ。
これは72を利率で割ると2倍になるまでにかかる、おおよその年数が出ると。
つまり5%で運用できると、
72÷5=14.4
元手を倍にするのに5%で運用すると14年から15年かかると。
なるほどね、NISAも利用して利益が非課税になれば15年で倍になるのですね。
投資信託もリスクはありますので、絶対ではありませんがかなり勉強になりました。
満期の定期預金を銀行に預け替えするつもりでしたが、0.01%だと
72÷0.01=7200年です。
定期預金0.01%で倍にしようとは思いませんし、仮に5%で順調に運用できても15年後の私、自立した生活ができているか不安です。
でも長生きしたら90歳以上もありえます。
15年後に倍になったお金より、今を快適に過ごす方がいいとも思えます。
正直どれが正解かなんてわかりません。
ただ15年前に知っていたらと、とても残念です。
でもこの本を読んだのをキッカケに、お金の整理をしてみました。
あっちこっちに少額でバラバラは、無いに等しい。
しかしきちんと纏めて運用を考えると、考え方が変わってきました。
半年以上ほったらかしのMRFは0.000%でした(涙)、なんと馬鹿なことをしていたのでしょう。
私は、いざと言う時に自由に動かせるお金が少ないと不安なのですが、これだとお金はザルに水ですね。
現役で仕事をしている人と、定期的な労働収入がなく、入ってくるお金のよりも使うお金の方が多い、つまり貯金や年金を切り崩して生活している人ではお金の管理も違うでしょう。
すでにリフォームも済み、老後の住まいも決まっている人と、今後どうなるかわからない私では管理も当然違いますよね。
でも、これまではアバウト過ぎました。
解らないことに不安を持つより、きちんと運用して必要になれば売ればいいのかもしれません。
ネット銀行やネット証券、便利でありながらパスワードなど全てがわからないとお金を動かすことができません。
逆に、ある店舗の証券会社では電話1本で(昨年の緊急入院時)、投資信託の解約も振り込みも依頼できました。
自分にとっての使いやすさと手数料やリスクも含めて、総合的に考えさせられました。