曇り空から青空に!

老いて身体が多少不自由でも、楽しまなくちゃ人生は一度きり。最後は笑顔でありがとうと終われるように

 本サイトはプロモーションが含まれています

これ私です(閲覧注意)

腰部脊柱管狭窄症の診断で手術を受けました。

一番最初に症状が現れたのは2008年の4月中旬です。 (経緯はこちらに書いています。) 足に力が入らない。 洗面所で立って歯磨きする、ドライヤーで髪を乾かすの動作時間が立っていられなくなったのです。 病院の診察では差ほど重度では無い診断でしたが、自覚症状は腰痛と下肢のしびれでした。

投薬や赤外線の治療。(病院のハリ治療も試しました) 理学療法士酸によるリハビリ。 ブロック注射で様子を見ておりました、一時歩ける時期もありましたが、どうにもならなくなり手術したのが2013年12月です。

手術前と手術後の画像です。(お見苦しくて申し訳ありませんm(__)m)

img003 img005

私の場合、側弯症といって背骨が曲がって狭窄を起こしている状況でしたので、受けたのは「腰椎後方除圧固定術」です。 L2~L5がチタンのボルトで固定してあります。

側弯が軽減していますが、まだまっすぐではありません。

手術後はこのコルセットを付けて、半年過ごしました。

img_0252

コルセットが外せるのは、シャワーを浴びる時のみ。 それ以外は寝る時もこれを付けていました。 車の運転も禁止。 コルセットで固定しているので、お辞儀もできませんし、亀の甲羅に挟まれたカメさん状態でした。

手術を希望してから手術を受けるまで半年かかりました。 手術適合かの検査で、適合となってから手術待ちで結局受けたのは半年後の12月24日、クリスマスイブです。 そして正月は病院。 手術後やっと動けるようになってからは病院も正月休みに入り、リハビリを受けられる期間も短くて。車の運転禁止ですから、通院はバスかタクシーしかありません。

術後の痛みとコルセットを付けている不自由さとで、体は思うように動きません。 まず、ベットからの起き上がり方、入浴は椅子を使用してのシャワーの指導。 そして、バスの段差は高いですから、リハビリ室のシュミレーションの階段を使って教えてもらいました。 一般の階段はこのくらいの高さ。病院などの公共の場はこれくらい。バスは、この位で、ここに手すりがあるからここを持って、次にこうやってという具合です。

本当に体の使い方が、手術前とは全く違うのです。 自分の骨が矯正されて引っ張られている感じがありました。 とにかく、骨が痛いという感覚。 手術で筋肉にもメスが入っているからでしょうが、トイレにいってしゃがむ途中の動作が痛くてしゃがむのが辛い。 それなのにトイレが異常に近い。痛い。トイレに行きたい。行くとしゃがむのが痛い。 その他、トイレの動作はとにかく痛い、手が届かない。(詳しくはかけませんができないことだらけ)

この様な状況で、本当に辛かったです。 そして、もう一つ出来ないのが、 長座位 (床やベッド上で、脚を延ばして座っている状態)ができないのです。病棟回診の時にはベッドの上で待つのですが、この姿勢ができないのです。

これは、今でもできません。

腰がまっすぐで楽なのは正座ですが、最近は膝に痛みが来るので椅子に座り、腰はつねに直角にまっすぐです。 ふかふかソファーや車のシートは座りにくいですね。

まわりの人が、ゆったりくつろいでいても常にまっすぐです。 これはこれで疲れますが仕方ありません。

歩行や台所仕事で立つ事は、差ほど苦では無くなりました。

時々痺れがあったり、腰を使っての腹筋などの運動ができない事や固定してある部分は曲げたり反らしたりできない事、重い物を持つ事が出来ないので生活に不自由はあります。しゃがむ事も出来ません、必ず、両方もしくは片方の膝をついて、手で体を支えながらの作業になります。 靴下やタイツを履く、ズボンを履くの動作は結構厳しいです。

今でも、背中を箪笥や壁などで支えにするか椅子の上に足を乗せてやっています。 足の爪切りも、効き腕と反対側の小指は難しいです。切った事にしてます。

以前のブログにも書いていますが、

医師から 「手術をすると歩けるようにはなるが、日常生活で今より難しい部分も出てきます」と、言われていました。

が、私はどんな事が難しいのか質問すらしませんでした。 痛い、歩けないのが辛くそれ以上の事には考えが及ばなかったのです。

例えるならば、東京で電車の一番前に乗ったら、乗り換え駅ではホームの一番後ろまで歩かないと乗り換えできない場合には、ホームの端から端までが一度に歩けず、途中の椅子に座って休みながら移動する状態でした。

手術後の生活、そしてもうすぐ3年になる現在の生活、生活面で注意しなければ行けない事など、また、後日書きたいと思います。