楽しみにしていた講座の2回目行ってきました。
日本庭園の見学と、酒造りのビデオ鑑賞、醸造蔵の見学でした。
酒蔵の社長さんの庭園は普段は非公開との事で、とてもラッキーだったようです。
重森 三玲という作庭家の日本庭園、昭和30年の完成だそうです。
ご自宅のガラス戸をあけていただいて、そこに腰かけてお話を聞く間の撮影でしたので庭の良さを伝えられる写真では有りませんが、この空間で感じた気持ちを少しでも残せらたと、掲載しておきます。
スゥーッと鳥肌が立つような感覚を持ちました。 上手く表現できないのですが、ここだけ違う時間が流れているような心が落ち着く感覚です。
今回の講座に参加しなかったら決して見る事はなかったかも知れません。 そして、館内の見学。
麹の匂いをいい感じで全身で感じました。
最初はビデオでの説明。 清酒の特定名称(吟醸酒・純米酒・純米吟醸酒などのこと)は原料、精米歩合で8種類に分類されるのだそうです。
もちろん、お米そのものもお酒に適した酒米という品種があるのですが。
そこで、玄米から精米歩合35%までのお米の実物を見せていただきました。
35%にもなると米が丸に近い形になって何だか、ダイヤモンドのような形でした。
私はお酒類は飲めないのですが、地元の話を聞き、蔵の見学をし香りを嗅いでいると飲めそうな気がしてきます。
実際には酒ケーキで十分満足なのですが。
健康、美容にもいいと言いますよね。
入浴後に燗酒を少し飲むとスーッと汗がひくそうですよ。 ナイトキャップも胃に負担をかけず、血行をよくするので、神経和らげ疲労を解きほぐしてくれるとか。 そしてそして、何より美肌効果は昔から言われていますよね。
ビデオでみた杜氏さんの肌の綺麗なこと。
もちろん社長さんの肌もツヤツヤで、うらやましい限り。
アルコールに弱い人でも気軽に付き合える日本酒が有ればいいのに。
その後の蔵見学、仕込み蔵は一段とお酒の香りが漂い、ひんやりとした空気でした。コンピューターで、一定の温度管理がされているタンクに手を触れてみるとひんやりとしていました。
有意義な時間でしたが、とてもガイドというわけにはいきませんね。
とりあえず自分が知ることから始まると思うので、残りの講座も楽しみに行きます。
次回からは話を録音した方が良さそうです。
お話が聞き取れなかったり、記憶があやふやなのでしっかりとした勉強の必要性を感じました。
今は自分に何が向いているのか分からず、手探りで興味のある事を学んでいる状態です。
家に引きこもらず、出来るだけお金を掛けずに楽しく何かを学ぶ。 そして少しでもお役に立てる、自分からも発信できる、社会とかかわる事が60代のシニアには必要だと思います。
60代はまだまだ目標を持って、積極的に出ていかないと。ただただ人の集まるところに行ってボーっと眺めているのはもったいないと思います。チャレンジしてみても出来ない、自分には向いていないかもしれません。
世間にはカルチャースクールは沢山あります。 民間のスクールは授業料も必要ですし、年金生活者には厳しいです。
どうしてものものはお金をかけて(私の場合は水泳)、それ以外は自治体の無料もしくは実費のみで学べる講座を受講してみると良いと思います。
民間の体験講座もいいですよね。私の地域では体験でも民間教室は無料では無く、1回の料金設定があります。
それでも入口としてはいいですよね。