昨日は、身体の不調でこの先の暮らしを想像し、不安になってました。
今日は、それ以上は悪化せず少し楽。
階段を上がるのに足が上がらず、つまづくのは古い軽いスリッパを履きました。
新しいのを購入したので、捨てるはずだった古いフエルトのスリッパが役に立っています。
歳をとり身体が思うように動かなくなるのは、少しづつ少しづつ動作が鈍くなります。気づかないくらい、ほんの少しづつなのです。
その少しが、ある時点を超えると、階段につまづく事などで、初めて気付くのです。
自分の老化に。
昨日までなんともなかった事が、突然できなくなるわけではなく、自分ができなくなるタイミングを超えてしまった。その時点で気づいただけのこと。
そんなタイミングで、これまでのフエルトのスリッパより重いムートンのスリッパを履いたので、余計に足が上がらずこれまで以上につまづいたのでしょう。
うっかりしてました。
ムートンは底冷えする我が家には最適と思ったのですが。しばらくは、履けません(残念)。
風邪の諸症状で辛いのが、少し回復傾向に向かうと、先の不安を横へ置いて今を考えます。
今日の予定は?買い物は?などなど。
でもヘルニアの痛み、ちょっとした動作でピキッときます。
しばらくは脚立に上がらないと決めました。
週間天気予報を見ても、気温も下がり天気もパッとしない。
窓周りの掃除に取り掛かるのが遅かったし、脚立に上がらないならできる事は限られます。
全部屋を最後までできないのは、スッキリしませんが、ヘルニアの激痛と最悪の手術を思い浮かべると掃除を中断する事は、すんなり受け入れられます。
昔より、諦めるのが早い。
こだわって、トコトンやるなんて事はもう無理。
10年後20年後の不安があるのは事実ですが、毎日の日常動作が鈍くなり時間がかかるのですから、そこに止まっている時間はありません。
とりあえずは今。
思考能力が衰えた頭で、今日のスケジュールを考えその日の体調でパスしたり、最低限の用事をこなしたり場合によってはキャンセルしたり。
昨日ほどの先の不安は、今日はありません。
不安度は、急上昇と降下を繰り返しながら、トータルでは上昇するのでしょう。
ただただそのまま暮らすのか、何かの手立てを考え実行に移すのか、これも人それぞれ。
私はまだ決められない。
でも真剣に考える必要がある事、わかっています。