曇り空から青空に!

老いて身体が多少不自由でも、楽しまなくちゃ人生は一度きり。最後は笑顔でありがとうと終われるように

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認知症で片付けができなくなるのはなぜ?

認知症で、記憶力や判断力が低下すると、片付けができなくなるようです。

どこに何を置いたか覚えておく記憶力、不用品を捨てる時に処分するかとっておくか判断する力も必要です。

これらが低下すると、しまった場所や必要なものとそうでないものの区別がつかなくなるそうです。

結局、どこにしまったか忘れてしまい、部屋中をひっくり返す。

するとまた散らかります。散らかった部屋を片付けようとしても、何をどこに仕舞えば良いかもわからず、どんどん散らかりゴミ屋敷のように。

それを実証するような話を娘から聞きました。

娘の姑は一軒家で一人暮らしです。

認知症が進み、通帳がどこに行ったかわからなくなり、何度も再発行手続き。

たまに、通帳を子供達がとったと大騒ぎ、喧嘩になる。

お金をおろしてきては、大事に仕舞い込む。

それを忘れて、また下ろす。

いつも過ごされる、キッチンは物が散らかり大変な状況。

ヘルパーさんなど他人が家に入るのを極端に嫌い、一人暮らし。

たまに娘たちが行っても、片付けようにも手をつけられない。

一人暮らしが無理になったら、施設への入所を希望され申し込んでも、空きが出た時は、まだ大丈夫と拒否され続け、最近やっと入所されました。

本人へは、一時的な体験入所と伝え、とりあえず入所。

昼間は楽しそうに過ごされるも、夕方になると「帰る」の連発。朝になるとここはどこ?

落ち着かれるのか?

今後どうなるか分からないので、今の所家の片付けは手つかずのまま。

(画像は無料サイトからお借りしたもので、ブログ内容とは無関係です。)

しかし、状態を把握するため入ると、無くした通帳や、現金があちこちから出てくるそうです。それもごそっと纏まったお金。

おろしてきては、大事なものだからとしまい込み、忘れてしまうようです。

こんな状態なので、迂闊に外部業者に片付けを頼めない、と。

そりゃ、そうでしょうね。

しかし、自分達で片付けられないなら、業者に頼むしかない。

お金は忘れてしまっているくらいですから、無かったものと諦めるしか無いかもしれません。

認知症と老化による記憶力の低下は違うそうです。

老化による記憶力の低下は、忘れないようメモを取ったり、置き場所の工夫で対応できる。

認知症の場合はこのような対処をしても解決することはないそうです。

私の場合は、昔よりメモ魔です。

すぐに忘れるから。

しかし、捨てるか捨てないかの判断をつけるのが昔より苦手です。

結局、判断出来ないものは一時保管。

これが多くなり、捨てるしかないなぁ・・・・となるわけです。

何れにせよ、物が少なければ、片付け作業も早いし、探す範囲も少ない。

やっぱり、できるうちに断捨離必要です。

どこか1箇所でも断捨離すれば、すっきり感が気持ちよく感じ、次をやりたくなります。

何もせず、放っておいても断捨離時期はやってこないので、できるところから、少しづつ手をつけることがお勧めです。

何もせず物が多いと、お金や通帳がどこかに埋もれてしまうかもしれません。

ゴミとなってしまうと、片付け処分費用は余計にかかります。

物が少なければ、1部屋3万円前後から処分してくれる業者もあります。

不要な物は、換金したり捨てたり、それが今の私の仕事。