すっごくお洒落なお婆ちゃまを、整形外科で見かけました。
少し離れた向かいに座っておられました。
お隣だったら、お話ししたかった。
さりげなく、お洒落のこととか聞いてみたかったな。
ふんわりパーマがかかった、真っ白の髪。
背が高く、姿勢が良いので髪が白くても若々しく見えます。
靴もバッグも素敵だったのですが、全く記憶がありません。
洋服は、少しゆったりした黒のブラウスとパンツ。
どちらも個性的なデザインでしたが、黒なので遠目にはよく見えなくて残念。
待合室がロビーの様に広く、お洒落な椅子が置いてある病院。向かいが遠いの!!
胸には大ぶりのペンダント。
黒の上下の上には、スワトウ刺繍か上質レースのような、白い羽織物。
これがまた素敵。
見たことがないデザインで、背中がふんわりして、後ろ下がりのデザイン。
蝶がふんわり飛んでいるような。
この羽織物が印象的で、もうそれしか覚えていません。
病院に行く時って、脱ぎ着が楽な服装とか、辛くて行くのでお洒落などどうでも良い私。
高齢になっても身なりに気を使える人。それもとても上品に。
見習いたいです。
けど、今ある服では無理っぽい。
入れ替えしないと、今の年齢に合わない。
最近、お洒落に対する考え方が少し変わってきました。
以前は、同年代でお洒落な情報を発信しておられる方のブログをよく見ていました。
しかし考え方が変わった今は、若ぶりファッションやプチプラで流行を追うファッションに違和感を覚えるようになりました。
だって、今は着れるかも知れませんが10年後の私は着れませんもの。
70代のお洒落な方の、ファッションや暮らしぶりに興味が湧いてきました。
けれどいくら憧れても、自分と違うパーソナルカラーや骨格診断パターンの人の真似は、私には似合わない。
それを知った今、70代以降憧れの人はやっぱり気にはなりますが、真似はしないと決めました。
でもやっぱり、素敵な人は素敵ですので、参考程度に見させていただいています。
店頭でも、プチプラ商品は似てるようで非なるもの。シルエット・質感共に違います。
年齢を重ね衰えたボディには、そこそこお値段の衣類で、デザイン・シルエット・素材に助けてもらう必要があります。
妥協せず、丈詰めなどお直しも必要です。
だから、流行を追いすぎず長く着れるデザイン・カラーを選びます。
10年後、せめて7〜8年は着れる衣類を、吟味します。